薫8話

【八話】

 薫は形ではどうであれ他人から求められる喜び、他人から愛欲される喜びを感じていた。

 辱められることに官能する我が身を振り返りながらも、女装クラブで自分を待つ兵藤や工藤、そして隣家の主からの愛撫が肌に残って消え無いまま日常生活を送り続けていた。

 スカートを捲り上げられる瞬間の恥かしさに困惑しながらも、相手の嫌らしく太ももを滑る手の心地よさに酔いしれ、鳴き声を聞かれたくないと思いつつも発してしまう鳴き声に感情を高ぶらせる。

 持ち上げられた尻肉に食い込む相手の指先に荒々しさを感じながら首筋を滑る舌先に両足の爪先が伸びる。

 最初はドキドキして身に着けていた下着にも慣れ当り前のように着衣する自分を鏡の中に追いかける。

 欲しくて付けた胸の乳房は包むブラジャーのカツプの中にその重みを残す。

 種類など何も解からなかった下半身を包むパンティーストッキングも、毎日の着用でその用途を認識した。

 短髪だったヘアーも気付けば耳を覆い隠すショートヘアーになってウナジを隠す。

 会社に身を置いていても周囲は薫の女化に気付く者もなく、OL達の足を見ていた薫の視線の先には清潔感漂う若手営業マンが窺えた。

 あんな男に抱かれて見たいと、願えば願うほど普段の会話もギコチなく、自ら口を噤んで仕事に没頭する。

 ズボンの下でパンティーストッキングに包まれたパンティーは容赦なく薫の性器を蒸らし続け、トイレに駆け込んだ時にのみの開放感に安堵の表情を浮かべる。

 そしてパソコンに向かいデスクワークに励む薫の指がピタリと止まる。

 下半身を包むパンティーストッキングが何気なく動いた拍子にスボンの内側に擦れた。

 ビクンッ! ドキドキドキドキ…

 

 
「薫さん、内の主人がパソコンを教えて頂いているとか… ありがとうございます~♪」

 白髪頭に和服姿の隣家の御婆ちゃんは、子供を預けに来た薫に丁重に礼を言うと、ニッコリと微笑んで子供を手招きした。

 背広姿の薫は子供の頭を撫でるとお辞儀をして玄関を出た。

 隣家の窓のカーテン越しに薫を味見した主が立っていた。

 薫は気付かぬフリして会社へと足を急がせた。

 隣家の主の奥さんは何も知らずに感謝の意を示したが、薫は後ろめたい気持ちになっていた。

 自宅から出てバス停に向かっていると携帯電話が鳴った。

 
「ああ、ワシじゃ。 今夜は翌日まで家内があの子の面倒を見てくれるそうじゃ。 ワシはアンタのところにパソコンを習いにいくでな♪ 宜しく。」

 薫を一度味見した隣家の主は、既に薫を自分のモノのような口調で電話を切った。

 薫の都合も聞かぬ一方的な言い回しだったが、薫は反論することも出来なかった。

 
 今夜、隣家の主が再び訪れる… そう思う薫は一日中憂鬱な気分で会社での勤務を終え帰宅した。

「薫さんや、あの子は家内が面倒を見てくれるでな♪ ワシはここでアンタと二人きりで朝を迎えることにするわい♪ 明日は土曜日、今夜はタップリとパソコンを教えてもらうとしようじゃないか~♪」

 薫が帰宅すると隣家の主は、待っていたとばかりに薫の家に出向いてきた。

 ソファーに座ってソワソワして背広を脱ぐ薫に後から声をかけた老人。

「着替えきますから… カーテンとか閉めておいて下さい。 あと玄関の鍵もお願いします…」

 薫は老人の理不尽さに呆れ、カバンを置くとそのまま衣裳部屋へと駆け込んだ。

 老人は薫が着替えている間、浮かれるように窓にカーテンを掛け玄関に鍵をかけるとニヤついて薫をソファーで待った。

 白無地の前開き半袖のワンピースに身を包んだ薫は帰宅途中で買物して来た物を冷蔵庫へと仕舞い始めた。

 口元をニヤニヤさせ薫に近付く老人が薫の一言に足を止めた。

「ちょっと待って下さい! 私だってすることあるんですから!」

 スリードア冷蔵庫の野菜室に買物袋の中身を入れなおす薫は不機嫌に老人を突き放した。

 老人は突然の薫の言葉に驚いてニヤニヤ顔を止め、後退りしながらソファーへと戻って行った。

「そんなとこに座ってないでお風呂にお湯をはるなり掃除するなりした下さいな! 夕飯の支度もあるんですから! もう!」

 老人は薫の豹変に圧倒されたように、薫に言われた通りリビングに掃除機をかけ始め、薫は見向きもせずに風呂に湯を溜めに移動した。

 薫は風呂に湯を入れながら洗濯機を回し、台所に立って夕食の用意に入った。

「三田さん! 今夜、お肉にしますけどいいですかぁー!」

 額に汗して着物姿で掃除機をセッセとかける老人は薫の声に振り向くと、うんうんと首を振って再び掃除機をかけ始めた。

「ああぁー! そんなに丁寧じゃなくていいですから! 毎日してるんでパッパとやってください!」

 掃除機をかける三田の傍に来て口調を強めた薫はスリッパの音を立てて風呂を見に移動した。

 掃除機をかける手を休めた三田は、薫の後姿を物欲しそうな顔して見詰め膝上10センチほどの薫のワンピースの裾に視線を移した。

 
「三田さーん! 掃除終ったら次ぎは寝室! 私の寝室のベッドを直しておいて下さーい。」

 掃除を終えた三田がソファーで一休みしようと座りかけた瞬間、薫は風呂場の方からベッド直しを頼んだ。

 三田は息つく暇も無く大きな溜息をすると、腰を数回ポンポンと両手で叩いて寝室へと足を急がせた。

「何でワシがこんなことせにゃならんのだ! 全く! ブツブツブツブツ…」

 三田はブツブツと独り言をいいながらもセッセとベッドを直し終え今度こそソファーで一休みするぞと寝室を後にした。

「三田さん! そんなとこに居ないで台所に来てホットプレート出して下さい! お肉にするって言ったでしょう~!」

 薫は忙しく動きまわってテーブルに食器と肉と野菜を運んだ。

 三田は薫の流れに合わせるように配置のピッチを上げた。

「よしっ♪ 完了~♪ 三田さんありがとーう♪」
 
 薫がダイニングテーブルの前に立っている三田に笑顔を見せると、三田もホッとした表情を薫に見せた。

「疲れちゃうんですよ… 一日中、胸をサラシで巻いてるでしょ~ だから家に帰ったら少しの間、ダラーンとしてから家事に入るんけど、なんかイライラしちゃってゴメンなさいね♪」

 椅子を手前に引いて座りながら微笑む薫に視線を釘付けにされた三田は唖然の表情を見せた。

「さてと~ お風呂になさいます? それともお食事になさいます?」

 グッタリ椅子に腰掛ける三田は元気な薫を見て一瞬、苦笑した。

「ワシは先に薫さんを食べたいんじゃがのおぅ~♪」

 オドオドしながら俯き加減で申し訳なさそうに口を開いた三田は下から目だけを薫に向けた。

「もおぅそればっかり♪ うふふふふ~♪ 解かりますよ♪ 三田さんの顔見てたらね~♪ でも私ね、今日は病院に来たんです。 そしたら胸は完全に落ち着いたって、それと私の禁煙と禁酒も今日、解禁されたんですよ♪ だから今日はタバコとお酒を飲みたい気分なんです♪ 私を… 私を食べるのはその後でいいですよね~♪ 朝まで時間はタップリあるんですから♪」

 薫はタバコと酒の解禁を嬉しそうに三田に伝えると、三田は薫の流れに飲まれるように作り笑顔して頷いた。

 薫と隣家の主である三田の二人だけの宴会が始まった。

 久々に飲むビールに薫は意気揚々と満面の笑みを見せ、三田もまたその嬉しさに引き込まれるように祝杯をあげつづけた。

 普段、カロリー制限されている三田もまた、薫の顔をみながら割り箸の動きを機敏にさせた。

 飲んで食べたてタバコを吸って薫は御満悦だった。

 ダイニングの換気扇は蒸気と肉の焼ける匂いとタバコの煙を勢い良く外に排出しつづけた。

 宴を始めて一時間が過ぎた頃、突然薫が切り出した。

「三田さん、菜々美も味見したんですか~ どうでした~♪ エヘッ♪」

 薫から発した言葉に三田は一瞬楽しげな顔を強張らせてゴクリと喉を鳴らした。

「三田さん♪ 私ねぇ~ 三田さんには正直に言いますけど~ 菜々美には帰ってきてもらわなくてもいいと思ってるんですよ~ だってぇ、家の中に女は二人もいらないでしょう~? それにぃ~ 私、来年になったら性転換して本物になっちゃうんですかに~♪ あっひゃひゃひゃ~♪」

 薫は語尾を伸ばした酔い口調で顔色を変えた三田にニコニコして身体を揺らせた。

「こないだ、三田さんが私を味見し終えた時の言葉… 頭の中に残ってるんです~~ いいんです♪ 三田さんが菜々美を何処かへやったのならそれはそれで~ 多分、三田さんは私にしたように菜々美にことも味見したんでしょう~~♪ 菜々美の割目も臭かったってぇ~~♪ キャハハハ~♪」

 薫は酔ったフリして三田に酔い口調で語りそして眠そうな目で口を動かした。

 ケラケラして笑う薫に三田は一瞬強張らせたが直ぐに顔を元に戻した。

 薫は三田の変化を見逃さなかった。

 三田は薫に自らの変化を悟られたと思った。

「そっかぁ… ヒックッ! そうか~ ワシはそんなことを口にしたのか~ ヒックッ! そうじゃ、ワシは確かに菜々美ちゃんを味見したよ… したがこの身体じゃからのおぅ~ 男としての機能が終っておるからのぉ~ 味わっただけじゃ… それは薫がワシを見たとおりじゃ… 薫には悪いことをした思っておるがのおぅ… 一度だけじゃ… 後にも先にも一度きりの約束で菜々美ちゃんの身体を味見させてもらったんじゃ… 引越してもう居ないが、裏の吉永さんの奥さんと菜々美ちゃんが抱き合っているのを見てしまったんじゃ…… 薫が会社へ出かけ暫くすると毎日のように吉永さんの奥さんが尋ねて来ては数時間、入り浸っていたのは薫も知らんじゃろ… 菜々美ちゃんと吉永の奥さんとはレズだったようじゃのおぅ… 夏の暑い日の午前十時ごろじゃったか、ワシがこの家の周りの雑草取りをしてやろうと来た時、家の中から女性二人の妖しい声が聞こえ、ワシはなんじゃろうと悪いとは思いながら中を…… 菜々美ちゃんと吉永さんの奥さんが股をすり合わせて裸でヨガって居たんじゃ… その時、偶然にも菜々美ちゃんとワシの目が合ってしまってのおぅ… すると、その日のうちに婆さんが買物に出かけると菜々美ちゃんが家に来て、ワシに自分を抱けと言う… ワシは口止めだなぁと思って断ったんじゃ… じゃが、老いたとはいえワシも男… 熟した女性がスカートを捲くり上げ中を見せたら、ワシは頭に血が上って菜々美ちゃんの身体に貪りついて味見していたんじゃ… そして菜々美ちゃんはエクスタシーに達した。 それきり一度も菜々美ちゃんとは何もなかったが、裏の吉永の奥さんは度々、菜々美ちゃんを味見しに来ていたようじゃな…」

 三田は薫からの問いに、隠す様子もなく淡々と話し続けた。

 薫は菜々美と裏の奥さんの仲を知らされると息を押し殺して三田の口元に見入った。

「本当に菜々美とは男女の関係は……」

 薫は念を押すように三田にゆっくりした口調で聞き返した。

 三田は深く頷くと、両手をテーブルの上に乗せて薫に頭を下げた。

 
「じゃから菜々美ちゃんが失踪した原因がワシにあるんじゃないかと……」

 三田は顔を上げると申し訳なさそうな様相を薫に見せた。

「いや… むしろ原因があるとしたら吉永の奥さんじゃないだろうか…… 私はそう思うの…… 三田さんが菜々美を味見したのは仕方ないよ… むしろ味見されたことで彼女は一定の安堵感を得たはずだよ、三田さんに罪はないよ…」

 両手の肘をテーブルに置いて顔の前で両手を丸く重ねる薫は大きな溜息を付いた。

「薫… いや、薫ちゃん、今夜は帰るよ、なんか申し訳ない……」

 三田は自らした告白にガックリと肩を落として席を立とうとした。

 そんな三田を引きとめた薫はもっと飲もう! と、三田に酒を注ぐと自らも勢い良く酒を飲んだ。

「三田さんは私みたいな女装子(おんな)にも興味があったの?」

 ウイスキーをロックで一口飲んだ薫は首を傾げて微笑しながら、漬物をポリペリ食べる三田に聞いた。

 見たは薫の可愛らしく妖しげな表情にドキッとした。

「薫ちゃんが初めてだよ… 食べたのはね♪ 勿論、男… いや、体液を飲んだのも薫ちゃんのが始めてじゃよ♪ 元々、興味はあったからね~ 実は前々から薫ちゃんが女装すれば似合うのになぁと思ってはいたんじゃ♪ だから薫ちゃんの女装(すがた)を見た時は死ぬかと思うほど、ドギトキしたよ♪ ふぉーっふぉふぉふぉ♪ いやぁー照れ臭いのおぅ♪」

 三田はいつもの隣家の優しい顔をしていた。

 薫はホッとした。

 
「三田さん、お風呂どうする? 一緒に入ろうかぁー♪ キャハハ♪」

 酔いの回った薫はフラフラして立ち上がるとニッコリ笑顔を見せた顔に掛かった髪を横へずらした。

 
 三田はダイニングの席を立つと、軽い千鳥足で居間へ来てソファーにトップリと座った。

 そんな三田に近寄った薫はそんなトコで寝ちゃだめよ! と、三田の手を引いて寝室へと移動した。

 三田はベッドに腰を下ろすと、すかさず薫をベッドに押し倒した。

 薫は抵抗せずに瞼を閉じると全身から力を抜いて三田に身体を預けた。

 三田は薫のオデコに軽いキスをすると、薫のワンピースの前ボタンを落ち着いて一つずつ丁寧に外して行った。

 レースの黒いスリップが表れると三田はその内側でプルプル揺れる薫の乳房に喉をゴクリと鳴らした。

 丁寧に優しくワンピースを脱がされた薫は首を傾け、閉じた瞼の外側で自らを味わうべく三田の姿を追った。

 スリップの肩紐が一つ、また一つと外されると、寝室の空気が薫の乳房に低い温度を伝えた。

「薫ちゃん… 綺麗だよ…」

 三田は心の底から薫が可愛いと思っていた。

 三田の左手が薫の右乳房に這わせられると同時に右手は薫の右太ももに優しく滑った。

 薫は回される右乳房とストッキング越しに撫でられる左の太ももに大きく深い吐息を立てた。

 乳房を丁寧に回す三田の手が時折、薫の乳首に当たれば薫はビクンッと全身をビクつかせ、その反応に三田は女が官能に浸っていく手ごたえを感じていた。

 左手で乳房をそして右手で太ももを触手する三田の唇から人に出たザラ付いた舌は香るの左耳の中に押し付けられた。

 身体をビクつかせる薫は次第に乳首を勃起させパンティーの内側をヌルヌルした粘液で塗れさせた。

 三田の手は女を官能させる蜘蛛に動きを変え、くすぐる様にパンティーストッキングに包まれたか薫の下半身を自由に徘徊した。

 薫はその蜘蛛の動きにパンティーに包まれた尻を、そして三田に揉み回されていない方の乳房をプリンプリンと揺らした。

 チュパッ… チュウゥ! チュパッ! 三田の口が薫の乳首に吸い付くと、薫は大きくビクンッと全身をビクつかせて首を後に仰け反らせた。

 三田の口の中で勃起した乳首はコリコリという感覚を根元に伝え、根元から薫の脳へと伝達させた。

 そして三田の手が薫の乳房をムニュゥーっと掴んで勃起した乳首に再び吸いついた瞬間、薫は濃厚な快感に全身をクネクネさせ大きな仰け反りを三田に見せた。

 薫の頭の中は真白になっていた。

 右から左、そして左から右の乳房へと三田の唇は忙しく動き回り、三田は薫の上昇する体温を両手で確認していた。

 三田に外されたスリップの肩紐とレースの胸元は女の喜びに浸る薫の身体の揺れに踊るように動いていた。

 薫の下半身を覆っていた黒いスリップのレースの裾が捲り上げられ、部屋の明かりに反射するライトブラウンのパンティーストッキングは薫の太ももを艶かしく三田に伝え、三田はその艶かしい太ももに頬を摺り寄せ時折唇を付けて薫の肌の香りを確認していた。

 太ももに抱き付いて頬をスリスリする三田の左手は薫の右の尻を何度も滑り、腰から乳房と蜘蛛は往復を繰り返した。

 滑らかなストッキングの肌触りを確認するように三田は手と顔で薫の肌を確かめていた。

 身体をうつ伏せにさせ、左足を伸ばし右足を折り曲げさせた三田は目の前にある白いパンティーに包まれた薫の尻の割目の間に何度も左手の中指を滑らせ、右の手の平を尻側から薫のペニスの側へと挿しいれた。

 首を仰け反らせる薫は、尻の割目からの心地よさとパンティー1枚を距ててペニスを触る三田の手の平に肩をジリジリと震わせた。

 薫の下半身を執拗にゆっくりしたスピードで愛欲する三田は、パンティーストッキング越しの触手が女を蕩けさせることを熟知していた。

 肌に直接触れるよりもナイロン一枚距てたほうが何倍も官能することを知っていた。

 
「ワシは風呂に入った後よりも、はぁはぁはぁ… 本物の味と匂いを楽しみたいんじゃ… はぁはぁはぁ…」

 三田は小声で呟くと薫の白いパンティーに唇を寄せ尻の谷間の匂いを嗅ぎながら、口呼吸でパンティーの中の暖められた空気を楽しんだ。

「破いてぇ… お願い… 破いてえぇ!」

 官能に浸る薫は口元からヨダレを垂れ流しながら、無意識にパンティーストッキングを破られたいと三田に哀願した。

 薫の切なげな震える声を聞いた三田は両手を薫の尻の真下の太ももへと這わせた。

 プリプリと弾力のある尻下の太ももは、内モモに至るまでパンティーストッキングに包まれることでその弾力を一層高めていた。

 早く破って欲しいと犬の伏せ上体になった薫は両膝を立て尻を突き出した。

 すると三田は尻を突き出した薫を敢てうつ伏せに戻し、両足を開かせ自らの膝でストッパーに見立てた。

 そして突然、寝室に痛々しい肌の音が響いた。

「バシイィーンッ! イヒイィー! バッシイイィーン! イヒイィー! バッシイィーンッ! 痛ーいぃ! バッシイィーンッ! 痛あぁーいぃ!」

 突然、三田はパンティーストッキングに包まれた薫のプリプリした尻下の太もも、そして内モモを手の平で打ちつけた。

 突然の激しい痛みに薫は両手を前に首を上下させ痛みへの声を上げた。

 三田は片手から両手でプリプリした尻下の太ももと内モモを容赦なく打ち付けた。

 薫はその痛みから開かせられた両足を閉じようとしたが、三田の両膝がそれを阻止していた。

 平手打ちされる度に薫は痛みを絶叫に変え泣きそうな声を震わせたが、三田は薫に構わずに両手で打ちつけ続けた。

 そして薫がその痛みに耐えかねて上半身を起き上がらせた瞬間、三田の両手は蜘蛛と化して打ち付けられた赤味を帯びた肌の上を無作為に徘徊した。

 薫はその蜘蛛の動きに起き上がらせた上半身をそのままにし、官能に蕩けた女の鳴き声を奏でた。

 二匹の蜘蛛は打たれて敏感になったプリプリした太ももを、そして内モモを無作為に歩き回った。

 上半身を立てたまま口元からヨダレを垂らした薫は、ジリジリとした痛みの中から湧いてくる快感に呼吸すらも忘れてしまうほど官能していた。

 そして三田の操る蜘蛛がスーッと姿を消すと、上半身を起こしたままの薫を三田は丁寧にうつ伏せにさせると、薫に両膝を付かせ尻を突き出させた。

 両足を広げられ三田の両膝がストッパーを果たすと、今度は薫の内モモにのみ平手打ちは集中した。

 キリキリと身を切るような鋭い痛みが打たれる内モモから薫の脳に伝達された。

 優しく丁寧に舐められ触手されるだけだった女の内モモは、激しい痛みに晒される極限状態だった。

 痛みに涙を滲ませる薫はベッドに右頬を押し付け、両肘を曲げた手を震わせてシーツを握り締めた。

 パンティーストッキングに包まれた内モモが赤味を帯びた時、突然二匹の蜘蛛が姿を現し、薫の敏感になった内モモを徘徊した。

 薫の唸り声にも似た鳴き声が三田の耳に届いた瞬間、三田はニヤリと口元を緩め、操る二匹の蜘蛛の動きを急がせた。

 突き出した尻をジリジリと震わせパンテイーの内側をグッショリと濡らした薫の胸に手を挿しいれ、ベッドに押し付けられた乳首を三田の指がギュッ! と、強めに抓むと薫は声を裏返させ首を仰け反らせ両手で上半身を持ち上げた。

 四つん這いになった薫は自らの尻の上に跨り、裸になって乗っかるように背後を覆った三田に両乳首を強く抓まれヨダレを垂らして絶叫した。

 最大に勃起した乳首をコリコリと抓んで弄る三田の指に薫は自らの上半身を支える腕を激しく痙攣させた。

 三田は薫の乳首を弄りながら、黒いスリップから露出しているか薫の背中に舌を滑らせ唇を付けて味わった。

 二つの乳首と背中に感じる得もいわれぬ快感は薫に上半身を支える力の全てを奪った。

 薫の頬が再びベッドに密着した瞬間、薫は自らが下に伸ばした両手でパンティーストッキングと白いパンティーを勢い良く膝まで下ろした。

 その光景を目の当たりにした三田は力が漲ったように見る見る間に顔を豹変させた。

 薫の尻にゴツゴツと当たる肉の塊はヌルヌルした液体を潤滑油にしてツルツルと薫の肛門の上に押し付けられた。

 三田はその自らの回復に両目を見開き、驚愕し全身を震撼させた。

 久々に復活した肉棒は聳え立ち内側からオビタダシイ量の体液を滴らせていた。

 パンッ! パンッ! と、三田の両手が薫の両尻の肉肌を叩いて抱えられた瞬間、薫は肛門にゴツゴツと当たる三田の肉棒に押し付けるように尻を上下させ動かした。

 ぬおおおおおおおー!!!

 ズブリュゥゥゥー!

 ヌプヌプヌプヌプ!

 ベッドに頬を押し付ける薫の両目が大きく見開かれ、両手がシーツを鷲掴みした。

 三田の硬い肉棒は薫の肛門の中へヌプヌプと音を立て挿入されると、薫は口を開け腹の力を抜いて口を開いて呼吸を整えた。

 パンパンパンッと自らの尻肌を三田の肉肌が何度も打ち付ける中、薫は激しい違和感と壮絶な便意に首をクルクルと左右に回した。

 叫びたくても声も出ず、息することすらやっとの薫はその苦しさから逃れられずに苦しみの中に沈められた。

 ガッシリと自分の尻肉を抑えていた、三田の両手が薫に爪を立てた。

 食い込んだ三田の両手はギリギリと薫の尻肉に突き刺さった。

「薫! 腹の力を拭くんじゃ! 肛門に力を入れるでない! そうそうじゃ! それでいい!」

 我が身の下で苦しむ薫に挿入し前後する三田が激を飛ばした。

 薫が三田の指示通りにすると三田は徐々に薫に立てた爪を元に戻し優しく尻を撫でまわした。

 プリプリと揺れる薫の尻肌をまるで孫の頬を撫でるように手を滑らせる三田は腰を振りながら微かに穏やかな笑みを浮かべていた。

 
 肉棒を受け入れている側の薫はと言えば、直接的な快感といえば肛門の入り口に滑る肉棒の感触だけだったが、女として男を受け入れているという女にしか解からない喜びに浸っていた。

 そけはゲイとも同性愛者とも違う物だった。

 そして時間が経つにつれ三田の動きが徐々に早くなり薫の尻を抱く手にも力が込められた。

 三田がオーガズムに達する目前であることを薫は確信した。

 
「お願い… 中に… 中に出さないでえぇ… ぅぐう! お願い……」

 体内に重圧を感じながらも薫は自らの中を前後する三田に哀願した。

 三田は薫の哀願に答えるように、腰を振りながら鈍い返事をして薫を安心させた。

 
 数分後

 白いドロドロした熱い精液が仰向けの薫の乳房の真ん中に当たって、その弾みでピチャピチャと薫の顔に飛んだ。

 薫は重たいものを肩から降ろしたように安堵の表情を見せ、自らの肉棒を握り締め膝立ちする三田を見詰めた。

 そんな三田の肉棒からは白い精液がポタポタと薫の腹に流れ落ち、久々の勃起で疲れたのか肩で荒い吐息をして精液のかかった薫を三田は見ていた。

 薫の処女はこうして隣家の主である三田に捧げられた。

 薫は他人(おとこ)の精液を顔に受け顔を真っ赤にして恥じらいを見せた。

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